知恵の泉

言いたいことも言えないこんな世の中を知恵で生き抜くために。

うどんを疑え!!

今に始まったことではないが、世はうどんブーム。

とくにさぬきうどんの人気はとどまることを知らない。

香川では、サラリーマンのランチといえばうどん。家族でも毎週末のお昼はうどん。

うどん、うどん、うどん…

そんなに食べて大丈夫なのか?

ふと気になっていろいろ調べてみた。

 

まずうどんの成分についてだが、大部分はでんぷん。つまり炭水化物だ。

小麦粉からできているのだから、当然と言えば当然。

そして炭水化物は、摂取すると糖質と食物繊維に変わり、それらはエネルギー源になる。

うどんは麺類の中では食物繊維比率が低く、消化可能な糖質の比率が高いため、消化にいいとされる。特に風邪のときは、うどんを食べるよう勧める医者も多いという。

 

また、だしは高たんぱく、低脂肪なうえ、人体に欠かせないアミノ酸などが含まれる、非常に栄養価の高いものとのこと。

 

このように、うどんはいいことづくめのようだが…

 

日本で一番うどんを食べているであろう香川県民の糖尿病患者数が全国一位って…

うどんのデメリットを何よりも正確に、そして強烈なインパクトで物語っている。

うどん1玉には、角砂糖14個分の糖質が含まれるいるというタイトルの本もあるように、糖質は相当多い。あらゆる病気の根源には糖質があるとされていて、それが本当ならやはりうどんの食べ過ぎは百害あって一利なしなんじゃないだろうか。

 

また、東洋経済オンラインにこんな記事があった。

https://toyokeizai.net/articles/-/217690

「医学的に健康にいい食べ物は5つしかない ほとんどの健康情報はエビデンスがない」

この中で、うどんは、「健康に良い炭水化物」である、玄米、全粒粉、蕎麦のように精製されていない炭水化物と対比され、精製されている炭水化物=「健康に悪い炭水化物」として紹介されている。

少なくとも、体にいいとは言えなさそうだ。

 

結論。

うどんは、多くても週に1回にすべき。

健康にいいとされる食品でさえ、摂り過ぎは禁物。

絶対的に健康にいい!とは言えないうどんであれば、なおさら摂り過ぎないほうがいい。

 

うどんが自分にとってよいか悪いか分からない人は、試しに1ヶ月くらいうどんをやめてみたらいい。それでいい変化があれば、うどんは極力減らす。

特に変わらなければ、摂取をなるべく減らすようにするか、できればければ今までと同じ生活を続けるだけだ。

ただし、間違ってもうどんとごはんを一緒に食べる愚行だけはやめたほうがいい。

糖質×糖質で、血管が一気に痛む。栄養も偏るし、体にいいはずがない。