知恵の泉

言いたいことも言えないこんな世の中を知恵で生き抜くために。

速読の神髄を教えよう

これまで、数々の速読法に挑戦してきた。

フォトリーディング、ワンミニッツリーディング、眼球運動などなど…

そしてそのすべてにおいて、成果はほぼゼロだった…

(できなかった自分を神棚に上げるけど、1分で10,000文字、1分で本1冊ってホンマかいな…。今さらながら疑いを持ってしまう…イソップ童話のキツネとぶどうみたいな話だが…)

 

ただ、速読は、今の変化の激しい時代、人生において学び直しや新たな分野を学ぶことが必要なこの時代に、必須スキルであることは間違いない。インプットに時間をかけている場合ではないのだ。

たとえ11分とかいう神の領域とでも言うべきレベルにはなれなくても、せめて今までの半分くらいの時間で本を読めるようしたい。

そんな思いで自分にもできる方法をかき集め、実践してみた。

 

以下、速読について、これまでもがきにもがいてきた私が、実際にやってみて効果があり、自信を持ってオススメできる速読法の神髄です!

 

・本を読む目的を決める。(自分はその本から何を得たいのか?)

・目次を徹底的に読み込む。覚えるくらいに読み込む。(全体像が見えるため、読み進める際に理解がしやすくなる)

・読む時間を決めて、その時間内に読み切る。

・一行を1秒で見る。

・一行のうち、最初の文字と最後の文字だけを見る。(中間は補完される)

1時間で1回ゆっくり読んで理解するより、1時間で3回読んで理解する。(その方が理解もしやすいし記憶にも残りやすい。)

・読んでいる間は、絶対に頭の中で音読しないようにする。(音読するだけで、スピードはガタ落ち)

1回目を読み終わったあと、覚えている内容、単語、文章等を書き出す。(記憶力を鍛える)

・その後、2回目に取り掛かる。終わったら、再び覚えている内容、単語、文章等を書き出す。

3回目も同様に。

 

たったこれだけ?と思われるかもしれないが、そう、これだけである。

下手にいろんな速読法に手を出すより、これだけを徹底的に習慣づけた方がよい。

確実に今より読書スピードが上がるのだから。

実際私は、この方法を使って、200ページくらいのビジネス書であれば30分くらいで読めるよ

うになった。(以前は1時間以上はかかっていた。)

 

これができるようになって、物足りないなと感じるようになってきたら儲けもんで、そのときは

もっとレベルの高い速読法にチャレンジしたらいい話だ。

 

あまり夢を見過ぎず、足元からコツコツ固めていくのが、速読には最適なのだ。