地震陰謀説は本当か?
日本で大きな地震が起こるたび、その地震は人工的に引き起こされたものではないか?ということが話題になる。
いわゆる地震陰謀説である。
闇の支配者「イルミナティ」によって、地震をはじめとした大災害が引き起こされるというもので、イルミナティとは、聖書にも登場する堕天使ルシファーを崇める悪魔崇拝者たちであり、一般的には秘密結社フリーメーソンの上位組織とされる。
人工地震の根拠とされているのが、悪魔の数字「18」である。
新約聖書の『ヨハネ黙示録』において“獣の数字”とされる6が3つ並んだ状態、666を合算した数が18なのだ。
陰謀論が囁かれる原因となっているのがこの18である。
不思議なことに、大きな地震が起こった日時から、必ずといってよいほどこの悪魔の数字が導き出される。
悪魔崇拝者であるイルミナティが「18」に関連する日時に災害を起こし、暗に自らの力を示していると言われているのだ。
そこで、実際に日本で起こった大きな地震について見てみる。
・阪神・淡路大震災 1995年1月17日 月日を足したら1+17=18
・東日本大震災 2011年3月11日 年月日を足したら2+0+1+1+3+11=18
・熊本地震 2016年4月14日 月日を足したら4+14
・大阪府北部大地震 2018年6月18日 足し算するまでもなく日付が18
さらに、
・北海道地震
発生したのは2018年9月6日時刻午前3時ごろ。月日時を足したら9+6+3=18
発生年の元号=平成30年。 その30と月日を足したら3+0+9+6=18
このように、単なる偶然とは思えないほどに、18が出てくる。
北海道地震のときなんて、地震発生から1分後に官邸の対策室が設置されたという。これは、上の方々が事前に(人工)地震が起こることを知っていたからこそ、なせる技ではないだろうか…
また、地震計の波形が明らかにおかしい。という指摘もある。通常、初期微動であるS波が起こり、その後に主要波であるP波が起こる。その結果、徐々に大きな波形になっていくのが普通である。ところが、人工地震の場合だと、いきなり爆発的な揺れが起こるため、最初から大きな波形になる。その波形が、北海道地震のときにあったというのだ。
なんてことを考えると、もはや陰謀としか思えなくなってくる。
仮にそれが陰謀だったとすれば、私たちにできることは、年月日のすべて・またはいずれかを足して18になる日に気をつける、くらいか…
そもそも、いざという時に備えて、災害対策グッズを常備しておくことが一番よさそうである。地震が自然発生するにせよ、人工的に引き起されるにせよ、地震への備えは必要だからだ。