知恵の泉

言いたいことも言えないこんな世の中を知恵で生き抜くために。

意志に頼るな!環境に頼れ!

人間の意志とは、あまりに弱いものである。

 

・勉強しなきゃいけないのに、YouTubeTVを観てしまい、気づけば夜になっていた。

・家事がたまっているのに、ゴロゴロして過ごし、そのまま寝てしまった。

などなど誰でも心当たりがあるだろう。

 

一方で、こんな話も聞いたことがあります。

 

・一人暮らしの浪人生が、TVをガムテープでぐるぐる巻きにして押入れの奥に押し込んだ。結果、勉強に集中できるようになり、志望校に合格した。

・東大生でさえ、自宅よりも大学の図書館やカフェで勉強する。

 

これだけを見ると、人間の意志は強いものだとも思うのですが

 

人の意志や習慣について考えるたび、自分の生活もどうにかしたいなと思っていたら、ちょうどDaiGoYouTubeチャンネルに出合いました。

DaiGoといえば、メンタリズムで世間を席巻(ダジャレではない)したことで、ご存知の方も多いでしょう。

そこで、習慣に関する投稿がありました。

 

◆身につけたい習慣は、それをやるハードルを下げる。そのために、その習慣を始めるための時間を20秒短くする。

◆やめたい習慣は、それをやるハードルを上げる。そのために、その習慣を始めるための時間を20秒長くする。

 

どちらも、「20秒」がカギなのだそうです。20秒あれば、習慣化・非習慣化しやすいとのこと。

 

例えば。ふとした瞬間にLINEを見てしまう。それがきっかけで、ダラダラとスマホをいじってしまい、気づけば30分が経っていた…この習慣をやめたい!

この場合、LINEアプリを何重にも奥の階層に入れておく。すると、LINEを開くまでに時間がかかるので、非習慣化につながるというわけです。

 

ちなみに、私は以下を実践しています。

・家では勉強に集中できないから、カフェで勉強。スマホも持って行かない。そのため、勉強しかやることがない&コーヒー代を払っているので元を取りたい心理がはたらく。結果、バリバリ勉強できる。

 

PCを使い終わったら、毎回電源を切る。次回起動時に時間がかかるので、PCを起動したい気持ちにストップがかかる。結果、「待てよ?勉強しなきゃいけないんじゃないのか?」と自問自答する時間が生まれ、勉強に向かうことができる。

 

決意するとか、何とかしてやる気を出すなんて、自分には無理。

まずはそのことを自覚する。いい意味で諦める。

その上で、できる対策を考える。

やらざるを得ない環境を、事前に作り込む。

 

このスタンスのほうがいいのかなと思います。

自分の力・能力を信じることは大切ですが、習慣に関しては自分を過信しないほうがよいかと()

 

結論。

意志に頼るな!環境に頼れ!

今年の自分の流行語になりそうです。